地元ならではのサポートも利用しよう
ふるさとハローワーク
ふるさとハローワークは、通常のハローワークとは違って小さな自治体に設置されています。求人紹介をメインとして小規模に運営されていますが、職員が常駐してしっかりとしたサポートを受けることができます。そのため、一年で15万人以上の利用者がいることもあり、今後さらなる拡大が望まれているサービスです。都市部ではなく地方の小さい地域で仕事を探している人に向けた転職支援を目的としており、都市部のハローワークの業務軽減という役割にとどまらず、今後も増設されていくことが確実視されています。最近では民間の転職支援サービスも充実しているので、そういったサービスを利用する人も多くなっています。
ですが、民間の転職支援サービスすべてが優良なサポートを行っているかというと、そうじゃないところもあるのが事実です。その点、ハローワークは国が主体で運営しているので、安心感を持って転職活動に臨めるというメリットがあります。加えて、ハローワークには他には掲載されていない求人が多く揃っています。掘り出し物の求人に出会える可能性があるのも、ふるさとハローワークの魅力の一つです。
また、ふるさとハローワークは通常のハローワークと比べるとサービスの充実度で劣る点があるものの、小さい地方に限定して求人を紹介しているので細かい情報が手に入るというメリットがあります。そのため、自分の希望に合う求人かどうかをしっかりと判断することができます。通常のハローワークでは広範囲の求人を扱っていることもあり、希望に合う求人を探すのに時間がかかります。ふるさとハローワークならばあらかじめ細分化された情報の中から探すことができるので、地域の生活環境と合わせてじっくり検討できるという魅力があります。
ジョブカフェ
ジョブカフェとは若者をターゲットとして就職支援を行っている公的施設のことを言います。正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」と言い、近年の厳しい雇用情勢に対応すべく国が推進する方策の中で創設されたサービスとなり、46都道府県に設置されています。ジョブカフェが行っている就職支援サービスは多岐にわたり、その一例をあげると、「就職セミナー」「企業説明会」「インターン」「履歴書など必要書類の添削指導」「面接練習」「職業適性診断」「キャリアカウンセリング」「グループワーク」などがジョブカフェの行っているサービスとなります。
ハローワークに併設されていたり、支店を置いて運営しているジョブカフェもあります。また、高校や大学などに出張していくスタイルのジョブカフェも最近は増えてきました。詳しくは各都道府県のジョブカフェを検索して調べてみましょう。